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『ヴァリス』に通じるものがあるな

『賢者の石』

著者の膨大すぎる著作リストを見れば、どれだけの知識を詰め込んでいるかわかるというもの。

本作はそんな著者の頭を全解放したかのような、恐ろしいまでに濃密な作品だ。


そもそも小説のスタイルではあるものの、これは小説なのか、はたまたえらく凝ったトンデモ本なのか。
いや、あるいは妙な宗教や秘密結社の啓蒙書的な存在なのではないかと疑ってしまうこと間違いなし。

2章に分かれているが、はじめの300ページ程はどう物語が転ぶのか皆目検討がつかない。

そして、しょっぱなからなにやら情報量がすさまじい。勿論全てを理解しなくても物語の筋はつかめるが、
にしても後半の物語につなげるのに果してこれだけのものが必要だったのか。

SF古典ではあるものの、昨今のSF が好きな人は1章で挫折するのもうなずける。
そしてSF好きであっても、読みはじめこそ、その読み応えのある中身に惹かれるが、やがて
なにやらうんざりしてくる。こってりすぎるのだ。

しかし、こってりしてればしてるほどいい!!天一最高という方もいらっしゃる。かく言う
私もそうである。こわく的とでもいうのだろうか、どこか惹き付けられるのも確かなのである。
ハマッたが最後読み通すしかない。そんな1作。


あえて具体的に内容に触れるのはここでは避けておく。何かにつけて語りだしたらキリがない。
そして一読しただけでは消化不良を起こすこと請け合いだ。

まずは読んでみて欲しい。
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観たい映画リスト(旧作)

以下は個人的に今年観たい映画である。

しかし、なかなかレンタル店に置いていないものもチラホラあるからどうしたもんか。

『柔らかい殻』
『聖なる狂気』
『ピクニック・アット・ハンギングロック』
『バイオレンス・レイク』
『リリア 4  ever』
『死の王』
『BEGOTTEN』手に入らない可能性高し
『クロノス』
『モルグ/屍体消失』
『デモンズ 95』
『アディクション』
『ビースト 獣の日』
『スタンダール・シンドローム』
『乙女の祈り』
『さまよう魂たち』
『ザ・チルドレン』
『悪魔のえじき』
『暗闇にベルが鳴る』

これがメンヘラですね

『15歳のダイアリー』

『エンジェルウォーズ』にも出演し、最近もっぱら注目を集めている女優アビー・コーニッシュ
そして『アバター』で一躍ハリウッドのメインストリームに出てきたかと思えば、
最近なんかでてたっけという状態にあるサム・ワーシントン。
そんなふたりが共演した人間ドラマ。

ハイジは母親とその恋人と3人暮らし。しかし、母の愛情を十分に感じられず、他の人に依存してしまいがちな女の子。しかも、その相手に選んでしまったのが母親の恋人で、母親に見つかり、ふたりの関係は最悪に。

母に拒絶されたハイジは家出してしまう。そこでワーシントン演じる男と出会い、
愛を見つけたかのように思うが・・・・。

まったく感情移入できない作品だった。でもメンヘラの生態そのものだったので女性は共感を覚える人もいるのかも知れない。

どちらかというとワーシントンのキャラクターのほうがまだ感情移入しやすいかなと思ってしまった。
これは私が男だからなのだろうか。

そんな個人的な感情を排しても、自堕落な主人公がどんどん堕ちていくだけのストーリーであり、
おそらく多くの人は、自業自得だなと思うこと間違いなしの展開で特に意外性もなかった
別に意外性がなきゃいけないなんてことはないけども。
映像面でみても、叙情的といえば聞こえはいいが、意味ありげな描写が多いだけで、特に何かを成す
わけでもなく平凡だった
と思う。

役者の演技が最後の寄りしろだが、これも特筆すべきところはない。全裸シーンを厭わないアビーコーニッシュ
の潔さとワーシントンとひげもじゃおじさんのキスシーンくらいだろう。


総じて凡作であり、未公開なのもうなずける出来かなと思う。インディーズ系の空気が好きな方や
もう見るものがないんだって人は見てもいいんじゃないかな。

割り切って観るといいよ

『ソルト』

アンジェリーナ・ジョリーがCIAエージェントを演じたアクション・サスペンス。

二重スパイの嫌疑をかけられたアンジーが逃げまといながらも、真実を追い求める話。

多くの紹介にはこれに似た見出しがついていたように思う。
しかし、このプロットには巧妙なワナがある。あたかも、アンジーが虚偽の疑惑をかけられ奮闘するかのようであるが、じつは全然違う。
何せ当の主人公アンジーは実際に二重スパイであり、それを自覚している。
ただ、アンジーと昔の仲間の間で意見の相違が生じているだけなのだ。というよりもっと個人的な理由なのだが。

アクション映画だし、期待してなかった分楽しめたが、ストーリーはかなり大雑把。
もっとこじんまりした話でよかったと思うのだが、やたらに話しの規模を広げたがる。
あげく、ちょっと現実離れしすぎた話になってしまった。
その辺をアクションだしと割り切れるかどうかで評価が分かれるのだろう。

テンポもよくアクションも悪くない、加えて逃走劇の緊張感、そしてアンジーが結局どっち側なのか
(まあすぐに予想はついてしまうのだが・・・)など単純に楽しめば十分に楽しめる作品だと思う。

細かいことは気にしちゃだめだ

『パンドラム』

自分はこうした宇宙パニックものに目がないので、楽しかったが正直完成度は低い。残念ながら

割り切ってみてしまえば、なかなかエンタメしてる気はする。爽快なラストによくわからんモンスター。
そしてサスペンス的な要素。オチというのかなんなのかどんでん返しというにはあまりに稚拙なものもなんとかある。

何が決定的にいけないのかって、説明不足だろう。


まず、パンドラム病の説明がぼんやりしてる。勿論意味は汲み取れるけど、そんな名前つける必要あったの?
むしろすでに同じ病気を説明する言葉ありそうなのに、なんでわざわざわかりにくくしたんだ?
などと思ってしまう。
そして、特にコレに関してギミックがない。サスペンスやスリラーをある程度見ているものには明らかすぎる結末が用意されている。ぬ、ぬるいってな感じである。

そして、変なクリーチャー軍団。こわいけど、襲ってくる回数が少なく、緊張感が物足りない。
もうちょっと景気よく出現回数増やしてもよかったとおもうんだけどなあ。
こいつらの説明も不足している。どっから生まれたてきな描写はあるが、なんかこれもぼんやり。

と大きく二つの重要要素についてミスっているのである。そのせいで作品自体ぼんやりした印象に。
これら説明不足についてはネットの評論でもそれなりに見かけたので私だけが感じたわけではないようだ。

でも、別に悪いところばかりではない。爽快なラストの描写はこのテの作品には珍しい着地な気がするし
さっぱりしていてよかった。
あと、個人的にはクリーチャーの首領みたいのとの一騎打ちがよかった。あんな遊びいれるなら、もっといれるべきだったと思う。
はじめは無差別に容赦なく襲ってきたのに、後半でまさかの正々堂々の勝負。どっちかにすればもっと作品が引き締まったはずなのに。

後いいたいことは、ノーマン・リーダスの雑な扱いww。出番あれだけって。いつからそんなオチこぼれに。処刑人のかっこよさはどこにいったんだ。
エグゼクティブ・ディシジョンのセガール並の扱いでビックリだ。ノーマンと気付かない人もいそう。


うーん、総じて隙間だらけの作品だった。しかし、ノリは嫌いではないし、面白くないわけでもない。
むしろ勢いだけでも見れるのでエンタメ作品としては悪くない出来だと思う。

新人監督らしいし、次回作に期待だ。
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TYLER DURDEN

Author:TYLER DURDEN
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